滋賀県内の近代競馬は大津市の大津練兵場(第16師団歩兵第九連隊大津練兵場)を借り受けて
1927年(昭2)年:滋賀県畜産組合連合会により大津練兵場での競馬が開催される
<昭和4年秋季・滋賀県畜産組合連合会主催・優勝馬投票証>
当時の優勝馬投票證には
以下の注意書きが記されている
『景品券ノ請求ハ其都度又ハ當日最終ノ競馬終了後一時間以内ニ本證ト引換ニ之レヲナスベシ
若シ時間内ニナサザルトキハ本證ハ無効トス』
現在のような金銭での払い戻しでは無く、当たり券は品物と引き換えられていた
最終レース終了後、一時間以内に引き換えろとの内容である
その後、常設の競馬場が必要となり栗太郡治田村大字渋川に設けた馬場で
草津競馬場として再開し
1930(昭5)年:大津練兵場での競馬は終了する
滋賀県大津市
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